１ メモリーツリーで法規 面積、高さ又は階数をマスターしよう
こんにちは、一級建築士の受験生を応援するため”メモリーツリー”を作成しました。
学科Ⅲ 法規 ［面積、高さ又は階数］は 例年〔Ｎｏ． 2 〕で 『面積、高さ又は階数に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。』の設問で出題されています。敷地面積、建築面積、延べ面積、高さ、及び階数の算定方法は実務でもよく使う重要な単元です。”メモリーツリー”を使用してマスターしてください
条文の関連用語を”メモリーツリー”にし過去問と紐つけしてあります。どの用語がよく出題されているかわかります。①階数、②高さ、及び③延べ面積がよく出題されています。関連する施行令２条と法56条は重要です。出題されている部分にしっかりアンダーラインを引いてマスターしておきましょう。
高さ、面積の問題は"算入するor算入しない"や”以内or以外”などうっかりミスをしやすい設問です。正答に迷うことないように法令集はわかりやすくマーキングしておきましょう。
”メモリーツリー”は過去9年分の過去問を並べてありますので傾向をつかめるようにしてあります。類似問題、不適合な問題をマスターすることで条文を理解できるようなります。間違えそうな用語は”メモリーツリー”に強調して書き込んでください。問題を解くときのポイントとして思い出せるようになります。
添付の”メモリーツリー”を活用して面積、高さ又は階数の単元をマスターしよう！
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２ 傾向と対策
ポイント
１ 面積算定に ①敷地面積 ②建築面積定 ③床面積と延べ面積 があります。それぞれただし書、算入しない条件、特例などがあります。
２ 高さはその建築物の条件により決まります。各条件には例外的事項が規定あります。
３ 図解とあわせて確認することで理解度が高まります。
近年の出題から
令和3年
面積、高さ又は階数に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1 ．国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物については、その端から水平距離 1 m以内の部分の水平投影面積は、建築面積に算入しない。
答 ○
２．建築物の宅配ボックス設置部分の床面積は、当該建築物の各階の床面積の合計の １/８を限度として、当該建築物の建築基準法第 52 条第 1 項に規定する容積率の算定の基礎となる延べ面積（建築物の容積率の最低限度に関する規制に係るものを除く。）に算入しない。
答 ○
３．建築物の屋上部分で、水平投影面積の合計が当該建築物の建築面積の 1/8以下の塔屋において、その一部に休憩室を設けたものは、当該建築物の階数に算入する。
答 ○
4．避雷設備の設置の必要性を検討するに当たっての建築物の高さの算定において、階段室、昇降機塔等の建築物の屋上部分で、その水平投影面積の合計が当該建築物の建築面積の 1/8以内の場合、その部分の高さは、12 mまでは当該建築物の高さに算入しない。
答 ❌
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