七年に一度の盛儀 "善光寺本尊御開帳" 貴重な時間を過ごせました
”遠くとも一度は詣れ 善光寺御開帳” 令和4年4月3日(日)〜6月29日(水)の駅の看板を見て行ってきました。
写真:新宿駅の看板より
本堂
7:00過ぎに新宿を出発し昼過ぎに善光寺到着し、善光寺に3時間滞在(フリータイム)のバスツアーに参加しました。
善光寺 御開帳とは絶対秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えし
数え年で七年に一度、御本尊と同じお姿をした前立本尊を公開するのが「御開帳」で貴重な機会になります。
週末ということもありとにかく人が多かったです。
写真の建物が”本堂”になります。
本堂の中に「前立本尊」が祀られています。
内陣参拝ってなんですか??前立本尊を参拝できるエリアのことです。
出典;善光寺 ホームページ より「前立本尊」
「内々陣」:法要申込み 3,000円〜で一番近くで「前立本尊」を参拝することができます。
「内陣」:「前立本尊」「お戒壇巡り」の参拝券として600円
混雑する時は発券が停止されます。
発券停止されていても、ツアーであると案内の方から購入できます。
参拝券があっても内陣に入って「前立本尊」に参拝するのに80分待ちでした。
「外陣」とは:通常の参拝です。「前立本尊」の輝きは確認できます。
本堂はどんなところ??
善光寺の本堂(国宝)は、皇極天皇元年(六四二年)の創建依頼十数回の火災に遭っており、現在の建物は宝永四年(一七〇七年)の再建です。間口は約二十四メートル、奥行は約五十四メートル、高さ約二十六メートルあり、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。
本尊を祀る仏堂に、参拝者のための礼堂が繋がった特殊な形をしており、棟の形が鐘を撞(つ)くT字型の道具・撞木に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。国宝建造物の中では東日本最大、檜皮葺建造物の中では日本一の規模を誇る広大な建物です。床下には約四十五メートルの暗闇の回廊があり秘仏の御本尊・善光寺如来様と結縁する「お戒壇めぐり」をすることができます。
Hondo (Main Hall)
NATIONAL TREASURE(Designated in 1908)
Zenkoji was founder about 1400 years ago.According to old records, Zenkoji burned down several times and the present main hall was reconstructed in1707. It is one of the biggest wooden buildings in Japan and is very unique Buddhist temple building of the Edo Era(1603-1867).The main hall is comprised of two part . The roof looks and the worshiper’s part. The roof looks T-shape(Shumoku-built) as you see it from up above. Under the main altar is a pitch dark tunnel called”OKAIDAN”. Toching the “Key to Pure-Land” while passing through the tunnel will bless astrong tie with the main image (Nyorai) and promise to Pure-land.
案内 説明看板より
回向柱ってなに? ”回向柱”は前立本尊と善の綱で結ばれており、参拝者が触れることで善光寺如来との縁が結ばれるとされています
写真にあるスギの角柱のことを”回向柱”いいます。 ※伝統的にはアカマツで2022年はスギが用いられています。
1尺5寸角(およそ45センチ幅)、高さ33尺(約10メートル)の大きさがあります。
本堂の中では、回向柱から伸びた布は、五色の紐に変わり、さらに金の糸になり「前立本尊」の右手中指とつながっているとのことです。
五色の綱は「善の綱」とも呼ばれていて、青・黄・赤・白・黒の五色の糸で捻り合わせられています。
”回向柱”に触れることで気持ちを穏やかに不思議な感覚を得ることができました。
回向柱・結縁柱は3箇所
善光寺本堂前の回向柱;未来の幸せ
釈迦堂前の回向柱;現世の幸せ
善光寺大勧進の結縁(護摩堂前);厄除けのご利益
※歴代回向柱納所もあります
経蔵
経蔵はこんなところ
宝暦九年(一七五九年)に完成した、経本の収蔵庫です。間口・奥行はやく十一・五メートル、高さは約十三・五メートルです。中央には八角形の回転式輪蔵があり、元禄七年(一六九四年)に寄進された鉄眼黄檗版一切経(てつげんおう爆ばんいっさいきょう)の経本が納められています。輪蔵の腕木を押して一回転させると、中の経本を全て読んだのと同じ功徳が得られると言われています。
KYOZO (SUTRA REPOSITORY)
IMPORTANT CULTURAL PROPERTY
This “KYOZO” was completed in 1759, The octagonal rotating sutra holder inside contains a complete set of Buddhist sutras. One rotation of the holder blesses one as much religious merit as chanting all the sutras
まとめ
一度は詣りたい善光寺のとおり尊い貴重な体験でした。
バス旅で、案内人の方の説明もありより深く御開帳のありがたいご縁に触れることができました。
バス旅で並ばず参拝券の購入、お土産手配、空いてる蕎麦屋の情報などお得なこともありました。
3時間の滞在時間では少し時間が足りない、見どころがたくさんある”善光寺 御開帳”でした。
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