1.メモリーツリー🌲で日照・日射をマスターしよう!
こんにちは、一級建築士を受験する方を応援しています。
学科Ⅱ [環境・設備]〔No.6〕で出題される日照・日射に関する・・・問題で”メモリーツリー”を作成しました。
例年『〔No.6〕 日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。』でかわらないことにお気づきでしょうか。
聞かれることがわかっているなら、対策を立てることができます。
過去9年に出題された問題を配置し関連用語で”メモリーツリー”を作成しています。
過去問の重要用語は色分けしてあります。
重要用語と”メモリーツリー”を紐付けしてありますので、どの用語がよく出題れているか見つけることができます。
よく出る問題、用語を確実に暗記し、出題を予測することでポイントを押さえた学習ができます。
”メモリーツリー”を活用して日照・日射に関する問題で、得点を積み上げて下さい。
☞メモリーツリーはこちらから拡大、ダウンロードできます。【環・設】6日照・日射
2.一問一答⭕️❌やってみよう
☞こちらをクリックしてください一問一答 正誤問題 環境①日照・日射
※A4にコピーして利用してください
日照・日射に関する問題で30問あります。解説つきです。
3.傾向と対策
ポイント
1.夏至、冬至、春分の日、秋分の日の日射量の違いは、南中高度を図式化(太陽の1年の動きと地軸の傾きの関係)して暗記すると理解しやすいです。
2.昼光率[ある点に照度の全天空照度に対する比(%)]出題頻度が高いです。
3.日影図に関連する、終日日影、永久日影、可照時間、日射時間は冬至、夏至に絡めての出題が多く1字違いで答えが変わるので落ち着いて判断しましょう。
永久日影;夏至の日に終日日影となる部分 (令和3年出題)
日照率;可照時間に対する日照時間の割合(%)である(平成27年出題:改)
近年の出題から
令和4年
問6 北緯 35 度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.冬至の日における南向き鉛直面の終日日射量は、夏至の日における西向き鉛直面の終日日射量より小さい。
答 ❌
2.春分・秋分の日における南中時の直達日射量は、水平面のほうが南向き鉛直面より大きい。
答 ○
3.夏至の日における可照時間は、南向き鉛直面より北向き鉛直面のほうが長い。
答 ○
4. 4 時間日影となる領域の面積は、建築面積と高さが同じ直方体の建築物で、ある壁面が東西方向に平行に配置されている場合、一般に、平面形状が正方形より東西に長い形状のほうが大きい。
答 ○
令和3年
問6
1 夏至の日に終日日影となる部分を、永久日影という。
答 ○
2 建築物の形状と日影の関係において、時間以上日影となる領域の面積は、一般に、建築物の東西方向の幅よりも高さから受ける影響が大きい。
答 × 建物高さの影響より東西方向の幅に大きく左右される
3 南面と西面の外壁条件が同一である建築物の周囲に落葉樹を植える場合は、その落葉樹の位置は、一般に、南側より西側としたほうが、その建築物の冷暖房負荷の軽減に有効である。
答 ○
4 鉛直壁面の中央付近に設けられる同一面積の窓からの採光においては、一般に、横長窓より縦長窓のほうが、床面の照度の均斉度は高い。
答 ○
まとめ
合格の三原則 ”広く” ”浅く” ”確実に”
今日のドラゴン桜
手を動かしながら考えると、脳が活発になる!