1.メモリーツリー🎶で必ず出題される学科Ⅱ環境 音の問題〔No.9〕〔No.10〕を正解しよう
一級建築士の受験の方を応援するためにメモリーツリーを作成しました。
学科Ⅱ 環境・設備は 例年 環境10題 設備10題が大きな括りになっています。
環境関連の問題で〔No.9〕〔No.10〕あたりで 音に関する問題として[音響に関する・・・][吸音・遮音に関する・・・]
という設問で例年2問出題されています。
音に関する問題も大きく2つに別れていることを理解しておくだけで学習のポイントが違ってくるのではないでしょうか。
添付の”メモリーツリー”を確認すると出てくる用語が大きく分かれていることがわかります。
1.環境・設備は基準点を確実にクリアしたい。
2.1点でも多く得点したい。
3.要点を押さえて忘れないようにしたい。
という方向けに[音響に関する・・・][吸音・遮音に関する・・・]設問をそれぞれ分けてメモリーツリーに配置しました。
よく出ている単語も色分けし、関連用語と紐つけしています。
傾向をつかめるように、よくながめて活用してください。
ポイント
よく出ている用語
[音響に関する・・・]
1 残響時間 セイビン
2 音響パワー
3 音圧レベル
[吸音・遮音に関する・・・]
1 多孔質吸音材料
2 吸音率
3 音響透過損失
よく出る用語を中心に学習することで理解度が深まり、試験問題に的中する可能性が高まります。
太波線で結んだ問題は、まったく同じ問題です。過去9年分の問題で音響4問、吸音・遮音1問あります。
同じ用語で問題を解いていくことで関連つけて覚えていくことができます。
出そうな問題をしっかり学習して得点アップを目指しましょう。
音響に関する・・・でまとめたメモリーツリー
☞メモリーツリーはこちらをクリックして下さい。【環】9音響FULL+α R5
吸音・遮音に関する・・・でまとめたメモリーツリー
☞メモリーツリーはこちらをクリックして下さい【環】10吸音・遮音+α R5
☞ここクリックしてください!メモリーツリーがダウンロードできます【環境】⑥音響1
2.正誤問題🙆♂️✖️やってみよう
☞ここをクリックしてください!一問一答 正誤問題 -環境6 音響
※A4にコピーして利用ください。
3.傾向と対策
ポイント
1.音の単位、強さレベル、大きさレベル、音の減衰・遮音に関する問題がよく出ています。
2.遮音・吸音に関する空気層、材料の設置位置をよく整理しておきましょう。
近年の出題から
令和3年
問9
1 単層壁の遮音において、同一の材料の場合、壁の厚さが薄いほど、コインシデンス効果による遮音性能の低下は、より高い周波数域で発生する。
答 ○
2 壁の吸音率は、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギー と壁の反対側へ透過する音のエネルギーとの和」の割合である。
答 ○
3 子どもの飛び跳ねのような重量床衝撃源による床衝撃音については、カーペット等の柔らかい床仕上げ材を用いても、遮断性能の大幅な向上は期待できない。
答 ○
4 中空二重壁の共振透過において、同一の材料を用いて壁間の空気層を厚くすると、共振周波数は高くなる。
答 ×
今回のドラゴン桜 改 格言
具体的でイメージの湧きやすい絵を使って、勉強しろ!
難解に見える図の問題も、わかりやすいイラストで印象付けよ‼︎
おまけ
安藤 忠雄 著書 ”仕事をつくるから”
二級建築士と一級建築士の資格をとる時も、いずれも一発で合格をしようと覚悟を定め、仕事の仲間と昼食に行く時間も惜しんで、パンを2つ食べながら一人黙々と建築の専門書を読んでました。「安藤は頭おかしくなったんか」と冷たい視線を向けたりもしましたがおかげで両方とも一発で合格することができたんです。一度は死に物狂いで物事に打ち込んで見ることが必要です。目標を定めたら何がなんでも達成するんだという意思を持たないと。独学であっても強い覚悟と実行さえあれば道は開ける。これは私の実感であり、体験を通して掴んだ一つの法則です。