1 メモリーツリーで記憶(脳)を鍛える→暗記は筋トレ
一級建築士の取得を目指す方の応援をしていています。
勉強をしていると、この前まで覚えていたのに、思い出せない経験はよくあります。
資格の勉強をしている時であればなおさら、イヤになってしまいます。
これは「短期記憶」「長期記憶」の違いのようです。
短期記憶は脳の海馬で一時的に記憶され、その情報が大脳新皮質に送られることで長期記憶になるとのことです。
短期記憶の時点で海馬が情報の重要度な情報ほど覚えなければいけない記憶として大脳皮質に送られ長期記憶として定着するという
研究結果があるようです。
忘れるのは、「忘れない!」「これは大事!」という思いが弱いから・・・何度も繰り返すことで筋トレで足腰が鍛えられるように
記憶(脳)も鍛えられていきます。
今回は、学科Ⅳ 構造の木構造で”メモリーツリー”を作成しました。
メモリーツリーを利用することでより脳を鍛えてください
☞メモリーツリーは、こちらをクリックして下さい【構造7 木造軸組工法】
☞メモリーツリーは、こちらをクリックして下さい【構造7 木造軸組工法】
問題を解きながらメモリーツリーを大きくしてください。
2.一問一答 正誤問題 🙆♂️🙅♂️やってみよう
正誤問題を解くことで問題の傾向をつかむ、得意なジャンルを増やしてもらえるとうれしいです。
こちらで解いた問題がズバリ出ると作成した甲斐もあります・・・。
☞こちらをクリックしてください!一問一答 正誤問題 構造7木構造
※A4にコピーして利用してください。
構造7 木構造 25問あります。(解説付き)
↓↓【PR】いつでもどこでもスマホでも学習できるアプリ↓↓
3.傾向を対策
ポイント
1.木構造は、過去の問題も多く、多くの人が経験はなくとも、馴染みのあるものなので基本から応用まできちんと押さえておきましょう。
2.近年の注目として、木造の大開口、大スパンの構法、直交集成板、単板積層材などの用語、耐火建築物への対応も押さえておきたいところです
近年の出題から
令和4年
〔No.10〕 木造軸組工法による地上 2 階建ての建築物の壁量の計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.壁量充足率は、各側端部分のそれぞれについて、存在壁量を必要壁量で除して求める。
答 ○
2.筋かいを入れた壁倍率 5 の軸組の片面に、壁倍率 3.7 の仕様で構造用合板を釘打ち張りした耐力壁は、壁倍率 5.2 として存在壁量を算定する。
答 ❌ 5を超える場合は、5とする。告示(昭56)第1100号第2
3.平面が長方形の建築物において、張り間方向と桁行方向ともに必要壁量が地震力により決定さ れる場合、張り間方向と桁行方向の同一階の必要壁量は同じ値である。
答 ○
4.風圧力に対する必要壁量を求める場合、見付面積に乗ずる数値は、 1 階部分と 2 階部分で同じ値を用いる。
答 ○
令和2年
No.10 木造軸組工法による地上 2 階建ての既存建築物の耐震性を向上させる方法として、一般に、最も効果の低いものは、次のうちどれか。
1 既存の布基礎が無筋コンクリート造であったので、布基礎の外部側面に接着系のあと施工アンカーによる差し筋を行い、新たに鉄筋コンクリート造の基礎を増し打ちした。
答 ○
2 基礎に不同沈下がみられたので、1 階の床組に火打ち材を入れ、1 階の床組の水平剛性を高めた。
答 ×
3 1 階と2 階の耐力壁の位置がずれて設置されていたので、 2 階の床組の下地の構造用合板を梁及び桁に直張りして、 2 階の床組の水平剛性を高めた。
答 ○
4 屋根葺き材が日本瓦であったので、住宅屋根用化粧スレートに葺き替えて、屋根を軽量化した。
答 ○
今回のポイント
何度も繰り返すことで
筋トレで筋肉が鍛えられるように
記憶も強化される!