1.メモリーツリーで、構造 鉄骨構造① 鉄骨構造に関する設問をマスターしよう
こんにちは!Leeといいます。
漫画のドラゴン桜を読み”メモリーツリー”を利用しながら一級建築士の勉強をして取得しました。
記憶(暗記もの)を忘れないようにするには、「関連付ける」ことです。
”メモリーツリー”をヒントに「関連付け」の思考プロセスを習慣付けてください。
類似点、相違点を見つけてグループ化することは忘れないようにするために有効です、思い出すきっかけになるはずです。
今回は、学科Ⅳ 構造の鉄骨構造に関する設問にスポットを当てました。
鉄骨構造に関連する問題は、例年No.15〜18で4問程度出題されています。
設問をおおまかに分類すると 1.鉄骨構造に関する 2.接合部に関する;溶接、高力ボルトを中心 3.設計に関する 4.耐震計算に関する ;鉄骨造耐震計算ルート1−1、1−2、2、3がメイン
それぞの分類で類似問題であったり、言い回しを変えただけのものだったり傾向が見えてきます。
過去問を活用した”メモリーツリー”を活用しながらしっかり対策を行なってください。
☞メモリーツリーはこちらをクリックしてください。【構造3-1】鉄骨全般+α R4
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2.一問一答 正誤問題○×やってみよう
問題をやりながら、メモリーツリーで関連用語をチェックしてみてください。
チェックしたことが本試験で役立つことを期待しています!
※A4にコピーして利用してください。
構造の鉄骨造の関連問題が25問あります。
ポイント
ニュートン 2022年4月号より
『やる気の心理学』として心理学者アルバート・バンデユ ーラの論文を紹介してあります。
”目標の立て方によって課題の達成度にちがいが出る”という結果です。
❶❷❸のグループを分けをして達成度を実験ています。
❶1日最低6ページづつ
❷7日で42ページづつ
❸どれだけやるか設定しない
達成度は❶74% ❷55% ❸53%だったとあります。
小さくどれだけやるか決められた目標を示すことでモチベーションが向上して課題を達成できる割合が増えるというものです。
すなわち、毎日どこまでやるかを決めることで目標を達成できるモチベーションを高めることができます。
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3.傾向と対策
ポイント
1.鉄骨関連問題は4問程度出題されています。
過去問も相当数ありますが、メモリーツリーに沿って整理することで出題のポイントを押さえてみてください。
2.鉄骨は法規、施工でも出題されます、構造では強度、耐力、接合に関することがよく出ています、重点的にチェックしましょう。
近年の出題から
令和4年
〔No.15〕 鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.鉄骨梁の”せい”がスパンの1/15以下であったので、固定荷重及び積載荷重によるたわみの最大値を有効長さで除した値が所定の数値以下であることを確認することにより、建築物の使用上の支障が起こらないことを確かめた。
答 ○
2.埋込み型柱脚において、鉄骨の曲げモーメントとせん断力は、コンクリートに埋め込まれた部分の上部と下部の支圧により、基礎に伝達する設計とした。
答 ○
3.冷間成形角形鋼管柱を用いた建築物の「ルート 1 - 1 」の計算において、標準せん断力係数Co を 0.3 以上とするとともに、柱の設計用応力を割増して検討した。
答 ○
4.地震時に梁端部が塑性化するH形鋼梁について、一次設計時に許容曲げ応力度を圧縮フランジの支点間距離を用いて算定したことにより、十分な塑性変形能力が確保されているものと判断した。
答 ❌
令和3年
No.15 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 横移動が拘束されていないラーメン架構において、柱材の座屈長さは、梁の剛性を高めても節点間距離より小さくすることはできない。
答 ○
2 柱及び梁に使用する鋼材の幅厚比の上限値は、建築構造用圧延鋼材SN400Bに比べてSN490B のほうが大きい。
答 ×
3 ラーメン架構の靱性を高めるため、塑性化が想定される部位に降伏比が小さい材料を採用した。
答 ○
4 梁の横座屈を防止するための横補剛材を梁の全長にわたって均等間隔に設けることができな かったので、梁の端部に近い部分を主として横補剛する方法を採用した。
答 ○
No.16 鉄骨構造の接合部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 高力ボルト摩擦接合において、肌すきが 1 mmを超えるものについては、母材や添え板と同様の表面処理を施したフィラープレートを挿入し、高力ボルトを締め付けた。
答 ○
2 高力ボルト摩擦接合の二面せん断の短期許容せん断応力度を、高力ボルトの基準張力To( 単位 N/mm2)に対し、0.9 Toとした。
答 ○
3 基準強度が同じ溶接部について、完全溶込み溶接とすみ肉溶接におけるそれぞれののど断面に対する許容せん断応力度を、同じ値とした。
答 ○
4 角形鋼管柱とH形鋼梁の柱梁仕口部において、梁のフランジ、ウェブとも完全溶込み溶接としたので、梁端接合部の最大曲げ耐力にはスカラップによる断面欠損の有無を考慮しないこととした。
答 ×
ドラゴン桜 格言
答となる選択肢は
正解・不正解に
かかわらず作成者が重要だと考えているものだから
それだけじっくり時間をかけて復習する価値はあるわ
18巻 165限目
過去問に多く触れることも大事です!
間違った問題をどうして間違ったか分析するのは基本です。
あやふやな知識と確実な知識を見分けることも大切です!
正解した問題も空欄や選択肢がなくても解けるようしましょう!
ということです。
すなわち、過去問に知っておいてほしい重要なことが出されており
正解も不正解もていねいに学習することが大切とあります。