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【一級建築士試験】メモリーツリーで暗記 施工12 改修工事

メモリーツリ 施工の改修工事に関する用語で作成

一級建築士の受験生を応援するため”メモリーツリー”を作成しました。

例年、改修工事の分野から①耐震改修[主に躯体補強]、②(一般)改修[主に外壁、内装、防水]として2問程度出題されています。

今回は、No.23にスポットを当て過去問を抽出しました。

重要用語で”メモリーツリー”を作成していますのでどの用語、語句がよく出題されているか確認することができます。

過去からの類似問題があります。

どう問題が繰り返し出されているか確認して下さい。

今年、出題されそうな問題のきっかけとなることを期待します。

試験前の再確認にも有効です。

ポイント

①過去問の出題傾向がわかる→②出そうな問題を予測する→③より覚える

『暗記サイクル』をうまく回して下さい。

用語も数文字の違いで意味が大きく異なりますので、過去問を”メモリーツリー”を使って整理するのに活用してください。

メモリーツリー 施工;各種改修工事

☞メモリーツリーはこちらをクリックしてください。施工12改修工事R5

 

一問一答 正誤問題⭕️❌やってみよう

☞こちらをクリックしてください。一問一答 正誤問題 施工12

一問一答は、すきま時間で理解度が確認できるツールです活用してください。

25問 解説付きです。

傾向と対策

メモ

1 設問にはNo.22で耐震改修工事に関する・・・とNo.23で各種改修工事に関する・・・の2パターンあります。

2 No.23では仕上げ関連の防水、外壁、内装に関する改修工事の設問が多いです。

3 問題文が長く、手動or自動、既存撤去or非撤去など一文字、二文字で解答の内容が変わるものがあります見落としに注意しましょう。

4 鉄筋コンクリートの劣化診断も出題されます。

鉄筋コンクリートの劣化診断 これをおさえておきましょう!

対象測定内容診断方法 
コンクリートひび割れ幅クラックスケール0.2㎜〜、1.0㎜〜が判断する基準
  〃中性化診断フィノールフタレインアルカリ性→赤紫
  圧縮強度コア抜き、 
タイル剥落調査タイル浮き打診10年に1回、全面調査義務化
鉄筋鉄筋・かぶり厚電磁波レーダー法、X線透過撮影法、電磁誘導法 

近年の出題から

令和4年

 

〔No.23〕 鉄筋コンクリート造建築物の外壁改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .手動式エポキシ樹脂注入工法によるコンクリート打放し仕上げの外壁のひび割れ部の改修工事 において、鉛直方向のひび割れ部へのエポキシ樹脂の注入については、ひび割れ部の上部の注入口から下部へ順次行った。

   答 ❌  [H28年;類似問題]
2 .自動式低圧エポキシ樹脂注入工法によるコンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部の改修工 事において、エポキシ樹脂の注入完了後は注入器具を取り付けたまま硬化養生を行い、エポキ シ樹脂の硬化を見計らって仮止めシール材及び注入器具を撤去した。

   答 ○
3 .塗り仕上げ外壁の改修工事において、既存塗膜を除去する必要がなかったので、下地のひび割 れ部の補修後に塗膜表面の粉化物や付着物を除去する水洗い工法を採用し、上塗りのみを塗り替えた。

   答 ○
4.塗り仕上げ外壁の改修工事において、劣化の著しい塗膜や下地コンクリートの脆弱部分を除去 する必要があったので、高圧水洗工法を採用した。

   答 ○

令和3年

 No.23 各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 防水改修工事において、既存保護コンクリートの撤去は、躯体や仕上げ材に損傷を与えないように、質量 10 kgのハンドブレーカーを使用した。

    答 ○

2 防水改修工事におけるルーフドレン回りの処理に当たって、防水層及び保護層の撤去端部は、既存の防水層や保護層を含め、ポリマーセメントモルタルで、 1/2程度の勾配に仕上げた。

    答 ○

3 かぶせ工法によるアルミニウム製建具の改修工事において、既存枠への新規建具の取付けにつ いては小ねじ留めとし、留め付けについては、端部を 100 mm、中間部の間隔を 500 mmとした。

    答 ❌

4.内装改修工事において、特定天井の天井下地に該当しない軽量鉄骨天井下地(吊りボルト受け  等の間隔が 900 mm程度以下かつ天井面構成部材等の単位面積当たりの質量が 20 kg/m2以内) を新設するに当たって、再利用する既存の埋込みインサートについては、特記がなかったので、工事の当該階の 3 箇所に対してそれぞれ 400 Nの荷重による吊りボルトの引抜き試験を行った。

    答 ○

まとめ

外壁、内装、防水に関連した出題が多いです。既存の取り扱い撤去せずor取り除くなどの工法に違いも問われています。

劣化診断、天井のアンカーの再利用、建具の改修、アスベスト含有建材、ハンマードリルについての出題もよくされるが類似問題が多い傾向にあります。



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