メモリーツリー 防水の設問だけ並べたから傾向がわかる,例年出るのでおさえておこう!
一級建築士試験の応援のため”メモリーツリー”をまとめています。
設問に注目し、例年 学科Ⅴ 施工〔No.16〕 あたりで出題される『防水工事』で”メモリーツリー”を作成しました。
参考
令和3年 ” 防水工事に関する次の記述のうち、監理者の行為として、最も不適当なものはどれか。”
令和2年 ” 防水工事に関する次の記述のうち、監理者が行った行為として、最も不適当なものはどれか。”
令和元年 ”防水工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。”
防水工事に関することで出題されていることがわかります。
同じ設問を並べているので、問題のポイントがわかる!
過去10年分を『防水工事に関する』設問を並べて”メモリーツリー”を作成しています。
重要用語を紐付けしているのでたどっていくことで、過去にどういう出題がされている確認できます。
不適当な選択肢には、過去に正解として出題されているものがあります。
参考書、テキストに記載されていることを書き込むことで更なる記憶の定着に役立ててください。
★余談ですが・・・ 答は”どの番号”が多いかチェックしてみると・・・
不適当な選択肢は圧倒的に2が多いです。 9年間で6回
3がH27 〜29年まで3年連続3回です。令和4年に1が1回となり、4は0回です。
※自己責任による判断で解答してください!
メモリーツリー;施工 防水工事
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一問一答 正誤問題 ○🙅♂️やってみよう!
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傾向と対策
ポイント
1 アスファルト防水の工法を整理しましょう。
令和4年は2題(肢)、令和3年は3題(肢)が工法に関する問題でした。
2 シート防水は、出隅は面取り、入隅は直角にがよく出題されています。
3 シーリングは、ノンワーキングジョイントの誘発目地を3面接着とした出題がよく出題されています。
近年の出題から
令和4年
〔No.16〕 防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- シート防水工事の接着工法において、一般平場部の合成高分子系ルーフィングシートについて は、引張力を与えながら下地に接着させた。
答 ❌
2.屋根保護防水絶縁工法によるアスファルト防水工事において、一般平場部に砂付あなあきルーフィングを使用する工法としたので、立上り部については砂付あなあきルーフィングを省略した。
答 ○
3.ウレタンゴム系塗膜防水工事において、防水材の塗布による防水層の施工については、立上り部、平場部の順に行った。
答 ○
4.シーリング工事において、外部に面するシーリング材の施工に先立ち行う接着性試験については、特記がなかったので、簡易接着性試験とした。
答 ○
令和3年
〔No.16〕 防水工事に関する次の記述のうち、監理者の行為として、最も不適当なものはどれか。
1 .ウレタンゴム系塗膜防水工事において、補強布の重ね幅については 50 mm以上、防水材の塗継ぎの重ね幅については 100 mm以上となっていることを確認した。
答 ○ ※過去に類似問題あり
2.屋根露出防水密着工法による改質アスファルトシート防水工事において、プレキャストコンクリート部材の接合部の目地については、改質アスファルトシートの張付けに先立ち、増張り用シートを両側に 50 mm程度ずつ張り掛けた絶縁増張りが行われていることを確認した。
答 ❌
3.屋根保護防水密着断熱工法によるアスファルト防水工事に用いる断熱材は、押出法ポリスチレンフォーム断熱材 3 種bA(スキン層付き)が使用されていることを確認した。
答 ○
4.屋根保護防水絶縁工法によるアスファルト防水工事において、平場部の立上り際の 500 mm程度の部分については、立上り部の 1 層目のアスファルトルーフィング類がアスファルトを用いた密着張りとなっていることを確認した。
答 ○
まとめ
よく出ている問題はしっかり覚えましょう。
例年、防水工事の関することで出題されることがわかるので確実に得点できるようにしましょう。