1.メモリーツリー
こんにちはLeeといいます。
建築系の資格は、一級建築士、一級建築、土木、管工事、電気の施工管理技士他を取得しています。
試験に出される用語、数字を暗記するのは本当に大変です。
資格取得時にドラゴン桜で紹介された"メモリーツリー"を参考に学習していましたので紹介いたします。
”メモリーツリー”とは 『ドラゴン桜 7巻』(講談社;モーニングKC)で紹介された 「関連付け」と「強調」で何かと関連つけて鎖のように連結して覚ようとするツールで、知識をバラバラではなく結びつけて覚えやすくするものです。
一級建築士試験 学科Ⅴ 施工 No.5の過去問を9年間並べ”メモリーツリー”を作成しています。
過去問を並べることで、全体の出題傾向、類似問題、引っ掛け箇所がわかります。
過去問の重要用語と"メモリーツリー"を紐付けしてありますので、関連用語を合わせて確認できます。
メモリーツリー;施工 仮設工事
地業工事
2.一問一答 正誤問題 🙆♂️❌やってみよう
👉こちらをクリックしてください!一問一答 正誤問題 施工4仮設工事
※A4にコピーして利用してください
施工 仮設工事の問題が25問あります。(解説付き)
3.傾向と対策
1.参考書、過去問題を押さえておけば消去法から解ける問題ですが、数字がうる覚えだと間違えてしまう問題が多いです。
2.例年、仮設工事と地盤工事のどちらかまたは混合して出題されています。
3.地盤調査は、出題の8割は地耐力に関する問題で標準貫入試験、軟弱地盤(粘性土)の各種調査、試験方法が出題されています。
4.仮設工事は、①足場の共通事項、②各種足場に関する仕様(種類と各種寸法)、③仮設関連の現場管理(届出、工事用機械など)が出題されています。
令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | 令和2年 | 令和元年 | 平成30年 | 平成29年 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | |
ーー地盤調査ーー | |||||||||||
ボーリング調査 | □□ | □□□ | □ | ||||||||
標準貫入試験 | □❌ | ❌ | ❌ | ||||||||
平板載荷試験 | □ | □ | □ | ||||||||
揚水試験 | □ | □ | |||||||||
孔内載荷試験 | |||||||||||
ーー仮設工事ーー | |||||||||||
足場(吊り足場含む) | □ | ❌ | □ | □❌ | □ | □□❌ | |||||
仮囲い | □ | ||||||||||
防護棚(朝顔)/壁つなぎ | ⬜︎⬜︎ | □ | □ | ||||||||
作業通路/開口部(手摺) | ❌ | ❌ | |||||||||
ベンチマーク/墨出し | ⬜︎⬜︎ | □ | □ | □ | □❌ | ||||||
仮設電気 | ❌ | ||||||||||
仮設開口 | □ | □ | |||||||||
工事用機械・クレーン | □ | □ | |||||||||
特定建設作業 | □ |
地盤調査と仮設工事では仮設工事が出題されること多い傾向があります。「不適当なもの」の問題は、地盤調査で標準貫入試験、仮設工事から足場、手摺(の高さ)から多いので重点的に数値の確認をしてください。
覚える関連する用語・数字
[足場の設置] 設置期間;60日間以上 高さ;10m以上 届出;30日前までに 提出先;労働基準監督署長
[壁つなぎの設置間隔] 単管足場;垂直5m、水平5.5m 枠組足場;垂直9m、水平8m
[墜落防止措置] シート類を設けない 交差筋かい及び高さ15㎝の巾木
[吊り足場 安全係数]吊りワイヤーロープ;10以上 吊り鎖及び吊りフック;5以上
[墜落防護工]手摺の高さ;900㎜以上 中桟;内法間隔が450㎜を超えないよう つま先板(巾木)の高さ;100㎜以上
墜落防護工=作業床の端、開口部などで墜落により作業者に危険を及ぼすおそれがある箇所に設ける囲い、手摺、覆い
近年の出題から
令和4年
〔No. 5 〕 地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- .ボーリングにおいて、地表面付近の孔壁が崩壊するおそれがあったので、ドライブパイプを0.5~1.5 m程度打ち込み、孔壁を保護した。
- 答 ○
2.ボーリングにおいて、孔内に地下水が認められたので、長時間放置し、水位が安定した後に、孔内水位を測定した。
答 ○
3.標準貫入試験の本打ちにおいて、打撃回数が 50 回、累計貫入量が 30 cmであったので、N 値を 30 とした。
答 ❌
4.標準貫入試験の結果から得られたN 値により、砂質地盤の相対密度や内部摩擦角を推定した。
答 ○
令和3年
No. 5 仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 建築物の改修工事のための枠組足場を設置する計画において、高さ 12 mの枠組足場の組立てから解体までの期間が 49 日であったので、その計画を労働基準監督署長に届け出なかった。
答 ○
2 工事用の資材を上階に運搬するために鉄筋コンクリートの床スラブに設ける仮設用の開口については、補強や復旧等を含む計画書を作成し、監理者の承認を受けた。
答 ○
3 ベンチマークから引き出した「各階の通り心と高さの基準になる基準墨」について、監理者の検査を受けた。
答 ○
4 移動式クレーンによる荷の吊り上げ作業において、送電電圧 6,600 Vの絶縁防護のない配電線からの最小離隔距離(安全距離)については、1.0 mを確保した。
答 ❌
ドラゴン桜 格言
何もせずに
知識を完全にとどめることなど
できないのです
そこで
大事なのが
反復練習・・・
ドラゴン桜 19巻 170限目