1.メモリーツリーで[学科Ⅴ]土工事・山留め・地下水処理をマスター
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残り3ヶ月を切り思うように学習が進まない時でも、”ちょっと学習”が『継続学習』につながり脳を鍛えることにつながるようです。
3.傾向と対策
ポイント
1 ヒービング、ボイリング、盤ぶくれ等の地盤の安定に関する問題がここ最近出ています。現象の説明、対策を押さえておきましょう。
2 ソイルセメント山留め壁、ディープウェルは、ここ3年で2回出ています。工法の特徴、注意点を整理しておきましょう。
山留め工事のよく出る💡
①「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。・・・ OK 🙆♂️;山留め壁の変形、切梁の蛇行の防止[R4]
②切ばり支柱の一部を切り欠いて、補強を行った。・・・ OK 🙆[R3、H29 、H26]
③SMWの芯材としての形鋼に新品を用いたので、芯材の許容応力度は、 短期許容応力度の値を採用した。・・・ OK🙆♀️[R元、H 28]
土工事のポイント👇
ヒービング[R3、H28 ]
■軟弱な粘土質地盤を根切りする時、地盤の高低の重力差によって根切り面が膨れ上がる現象
①山留め壁の背面側の地盤のすき取りを行った。・・・OK🙆♂️
②剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで設置し、背面地盤の回り込みを抑えた。・・・OK🙆
ボイリング[R2、H29、H25]
■砂質地盤で地下水の高低差によって砂が山留め壁の下を潜って根切り面に沸き上がる現象。
①止水性のある山留め壁の根入れを難透水層まで延長した。・・・ OK🙆♂️
②動水勾配を減らすため、止水性のある山留め壁の根入れ長を延長した・・・OK🙆♂️
③掘削場内外の地下水位をウェルポイント工法によって低下させた。・・・OK🙆♂️
盤ぶくれ[R2、H30]
■透水性の小さい粘性土の地盤 その層の下部被圧滞水層が存在する場合、下から圧で地盤が持ち上がる現象。
①掘削底面(難透水層)下の被圧帯水層にディープウェルを差し込んだ。・・・OK🙆♀️
②止水性のあるソイルセメント壁を、盤ぶくれの原因となる被圧滞水層の砂礫層に延長して根入れした。・・・OK🙆
地下水処理(排水工法)のポイント👇
ディープウェル工法[R4、R元、H27、H26]
■深井戸工法ともいわれる。直径30cm程度のケーシング管を打ち込みポンプで汲み上げる。
①揚水停止後の処置 ;箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断・・・NG ❌
対策→スラブ下で切断して、井戸管の上部を止水処理を行う。
②運転の停止;⑴地下水の上昇による構造体の 浮上りがないこと⑵地下外壁が自然地下水位よりも高く構築されていること等を確認した。・・・OK 🙆♀️
③周辺への影響;井戸枯れや粘性土地盤の圧密沈下等、地下水位の低下に伴う影響を検討した。・・・OK🙆♂️
④地下水位の管理;計画のとおりに低下していることを、 ディープウェルのケーシング内の水位により管理した・・・NG❌
対策;観測井戸を山留めの外周に設けて管理する。
ウェルポイント工法[R3、H25]
■浅い掘削の砂質地盤に用いる根切り外周に設して深さを変ながら集水することで広範囲に集水することができる
ライザーパイプ;揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。・・・NG❌
対策→真空ポンプで強制的に吸い上げるため、スリットがないものを用いる。
ボイリングの発生が予測されたため、掘削場内外の地下水位を低下させるため用いた。・・・OK🙆♀️
リチャージ工法[R3]
必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。・・・OK🙆♂️
近年の出題から
令和4年
〔No. 6 〕 土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.根切り工事において、工事施工者が施工に支障となる障害物を発見したので、撤去の方法、処分の方法、時期などについて、当該工事の監理者と協議した。
答 ○
2.ディープウェル工法において、建築物の位置に設けられたディープウェルの揚水停止後の処置 については、箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断し、その内部を砕石で充填した後、その上に直接コンクリートを打設した。
答 ❌
3.山留め工事において、山留め壁の変形、切ばりの蛇行を防止するため、「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。
答 ○
4.山留め支保工の撤去作業において、腹起しと切ばりについては、切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去した。
答 ○
令和3年
No. 6 土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 ウェルポイント工法において、ウェルポイントに接続するライザーパイプについては、揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。
答 ×
2 軟弱地盤の掘削において、掘削位置の外周に余裕があったので、ヒービングを防止するために、山留め壁の背面側の地盤のすき取りを行った。
答 ○
3 ディープウェルからの揚水を同一帯水層に復水するリチャージ工法を採用したので、その必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。
答 ○
4 山留め工事において、切ばりが切ばり支柱の一部と平面的に重なってしまったので、切ばり支柱の一部を切り欠いて、補強を行ったうえで、切ばりを通りよくまっすぐに設置した
答 ○
まとめ
土工事、山留め、地下水処理の問題が、バランスよく出題されている。過去3年は「最も不適当なもの」は”地下水処理”の問題が答えになっているので重点をおいてチェックしてください。井戸の切断位置など、より実務に沿った問題が出題されているので施工上のポイントも押さえるようにしましょう。初見の問題も施工の流れを理解すれば、解けるものもあります。
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