
1.[学科Ⅴ]土工事・山留め・地下水処理をマスター
この分野は、用語や作業を覚えようとすると、きりがなくなりがちな施工分野です。
しかし一級建築士試験で問われているのは、細かい作業内容ではなく、
「正しい順序で判断できているか」です。
出題者は、
・どの段階で
・何を確認し
・どこを押さえるべきか
を理解しているかを見ています。
このページでは、過去の出題をもとに、毎年形を変えて問われている
判断ポイントだけを整理しています。
すべてを覚える必要はありません。「この順で考える」型をつかんでください。
施工で、確実に取れる1点を落とさないためのページです。
2.一問一答 正誤問題⭕️🙅やってみよう
細切れ時間にパッと開いて何問か集中してやる「細切れ勉強法」も有効です。
それにもってこいなのが添付の一問一答問題です。
全部やる必要はありません、せっかくここまで見ていただいたのでクリックして何問か解いてみてください。
☞こちらをクリックしてください!一問一答 正誤問題 施工05土工事・山留工事
※A4にコピーして利用してください。
施工 土工事、山留工事が25問 解説付きであります。
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脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」 茂木 健一郎 著 PHP研究所
教科書を開いた瞬間いきなり勉強を始めること習慣にしてしまおうとういことです。
ちょっとした時間に、空いていいればパッとやってしまう、そんな勉強法です。
そのちょっとした時間こそ”脳”がやる気になっている証でしょうというものです。
残り3ヶ月を切り思うように学習が進まない時でも、”ちょっと学習”が『継続学習』につながり脳を鍛えることにつながるようです。
3.傾向と対策
▶ 試験中の考え方(1分)
① 何の工事の話か
② 工程のどの段階か
③ 判断基準は何か
④ 例外条件はあるか
【要点】
-
毎年出る基本判断
-
外せない基準
【肝】
-
よくある取り違え
-
不適当になりやすい所
【🎯的当て】
-
直近数年で形を変えている論点
ポイント
1 ヒービング、ボイリング、盤ぶくれ等の地盤の安定に関する問題がここ最近出ています。現象の説明、対策を押さえておきましょう。
2 ソイルセメント山留め壁、ディープウェルは、ここ3年で2回出ています。工法の特徴、注意点を整理しておきましょう。
山留め工事のよく出る💡
①「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。・・・ OK 🙆♂️;山留め壁の変形、切梁の蛇行の防止[R4]
②切ばり支柱の一部を切り欠いて、補強を行った。・・・ OK 🙆[R3、H29 、H26]
③SMWの芯材としての形鋼に新品を用いたので、芯材の許容応力度は、 短期許容応力度の値を採用した。・・・ OK🙆♀️[R元、H 28]
土工事のポイント👇
ヒービング[R3、H28 ]
■軟弱な粘土質地盤を根切りする時、地盤の高低の重力差によって根切り面が膨れ上がる現象
①山留め壁の背面側の地盤のすき取りを行った。・・・OK🙆♂️
②剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで設置し、背面地盤の回り込みを抑えた。・・・OK🙆
ボイリング[R2、H29、H25]
■砂質地盤で地下水の高低差によって砂が山留め壁の下を潜って根切り面に沸き上がる現象。
①止水性のある山留め壁の根入れを難透水層まで延長した。・・・ OK🙆♂️
②動水勾配を減らすため、止水性のある山留め壁の根入れ長を延長した・・・OK🙆♂️
③掘削場内外の地下水位をウェルポイント工法によって低下させた。・・・OK🙆♂️
盤ぶくれ[R2、H30]
■透水性の小さい粘性土の地盤 その層の下部被圧滞水層が存在する場合、下から圧で地盤が持ち上がる現象。
①掘削底面(難透水層)下の被圧帯水層にディープウェルを差し込んだ。・・・OK🙆♀️
②止水性のあるソイルセメント壁を、盤ぶくれの原因となる被圧滞水層の砂礫層に延長して根入れした。・・・OK🙆
地下水処理(排水工法)のポイント👇
ディープウェル工法[R4、R元、H27、H26]
■深井戸工法ともいわれる。直径30cm程度のケーシング管を打ち込みポンプで汲み上げる。
①揚水停止後の処置 ;箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断・・・NG ❌
対策→スラブ下で切断して、井戸管の上部を止水処理を行う。
②運転の停止;⑴地下水の上昇による構造体の 浮上りがないこと⑵地下外壁が自然地下水位よりも高く構築されていること等を確認した。・・・OK 🙆♀️
③周辺への影響;井戸枯れや粘性土地盤の圧密沈下等、地下水位の低下に伴う影響を検討した。・・・OK🙆♂️
④地下水位の管理;計画のとおりに低下していることを、 ディープウェルのケーシング内の水位により管理した・・・NG❌
対策;観測井戸を山留めの外周に設けて管理する。
ウェルポイント工法[R3、H25]
■浅い掘削の砂質地盤に用いる根切り外周に設して深さを変ながら集水することで広範囲に集水することができる
ライザーパイプ;揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。・・・NG❌
対策→真空ポンプで強制的に吸い上げるため、スリットがないものを用いる。
ボイリングの発生が予測されたため、掘削場内外の地下水位を低下させるため用いた。・・・OK🙆♀️
リチャージ工法[R3]
必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。・・・OK🙆♂️
近年の出題から
令和6年
〔No.6〕 土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.山留め壁に使用したソイルセメント壁の応力材を利用し、地下外壁・床版を一体化した合成壁とすることで、地下外壁の薄壁化を行った。
答 ◯
2. 釜場による排水において、周辺の湧水を確実に集水するため、 場が掘削底面の最も浅い場所に設置されるよう、掘削の進行に合わせて設置位置を変えた。
答 ❌
3.鋼矢板壁は、鋼矢板を相互にかみ合わせながら施工し、連続した山留め壁を構築できるので、比較的遮水性が高い工法であり、地下水位の高い地盤や軟弱地盤に用いた。
答 ◯
4.砂質土を用いた埋戻しにおける締固めには、振動ローラーを使用した。
答 ◯
令和4年
〔No. 6 〕 土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.根切り工事において、工事施工者が施工に支障となる障害物を発見したので、撤去の方法、処分の方法、時期などについて、当該工事の監理者と協議した。
答 ○
2.ディープウェル工法において、建築物の位置に設けられたディープウェルの揚水停止後の処置 については、箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断し、その内部を砕石で充填した後、その上に直接コンクリートを打設した。
答 ❌
3.山留め工事において、山留め壁の変形、切ばりの蛇行を防止するため、「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。
答 ○
4.山留め支保工の撤去作業において、腹起しと切ばりについては、切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去した。
答 ○
令和3年
No. 6 土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 ウェルポイント工法において、ウェルポイントに接続するライザーパイプについては、揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。
答 ×
2 軟弱地盤の掘削において、掘削位置の外周に余裕があったので、ヒービングを防止するために、山留め壁の背面側の地盤のすき取りを行った。
答 ○
3 ディープウェルからの揚水を同一帯水層に復水するリチャージ工法を採用したので、その必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。
答 ○
4 山留め工事において、切ばりが切ばり支柱の一部と平面的に重なってしまったので、切ばり支柱の一部を切り欠いて、補強を行ったうえで、切ばりを通りよくまっすぐに設置した
答 ○
まとめ
土工事、山留め、地下水処理の問題が、バランスよく出題されている。過去3年は「最も不適当なもの」は”地下水処理”の問題が答えになっているので重点をおいてチェックしてください。井戸の切断位置など、より実務に沿った問題が出題されているので施工上のポイントも押さえるようにしましょう。初見の問題も施工の流れを理解すれば、解けるものもあります。
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