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【一級建築士】メモリーツリーで暗記 構造12  免震・制振構造

1 メモリーツリーで免震・制振構造をマスターしよう

こんにちは、一級建築士の受験を応援するためにメモリーツリーを作成しました。

過去問を並べて重要な用語を色付けしていますので、よく出ている用語をワンシートで確認することができます。

メモリーツリーは、関連と強調で関連付けながら紐付けて記憶の定着を目指すツールです。

今回は、学科Ⅳ 構造の制振・免震構造に関する問題で作成しています。

活用して得点アップにつなげてください。

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 2 傾向と対策

傾向

1 免震と制振では免震の出題の方が多い。令和3、4年は耐震改修を含めた融合問題となっている。令和4年は制振が"最も不適当なもの"となっています。

2 免震は、積層ゴムアイソレーターを中心に積層ゴムに関連する出題が多い傾向にあります。

3 制振は、鋼材ダンパーの特性などがよく出題されています。

対策

関連協会、企業のホームページから

 一般社団法人 免震構造協会   出典;一般社団法人免震構造協会HPより

 ブリヂストン 免震ゴム(建築用)  出典;ブリヂストン HPより

 免震、制振、耐震の違い  出典;日鉄エンジニアリングHPより

令和元年 ※免震・制震構造がそれぞれ1問ずつ出題されています。

 〔No.24〕    免震構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 1.免震構造は、一般に、上部構造の水平剛性が大きくなると、上部構造の床応答加速度も大きくなる。

    答 ❌

 2.免震構造は、一般に、上部構造の質量及び剛性の偏在等によるねじれ変形が抑制される。

    答 ○

 3.免震構造に用いられる粘性ダンパーは、速度に応じた減衰力を発揮し、免震層の過大な変形を抑制する働きがある。

    答 ○

 4.免震構造に用いられる積層ゴムアイソレーターの水平剛性は、面圧(支持軸力を積層ゴムの水 平断面積で除した値)の大きさによって変化する。

    答 ○

 〔No.25〕    制振構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 1.制振構造に設置するダンパーは、建築物全体の耐力分布や振動性状を踏まえて、適切に配置する。

    答 ○

 2.制振構造に用いられるオイルダンパーは、建築物の動きが比較的小さな段階から制振効果を発揮する。

    答 ○

 3.制振構造に用いられる履歴型ダンパーの耐力は、地震後の建築物の残留変形を抑制するために、柱と梁からなる主架構の耐力よりも大きくする。

    答 ❌

 4.鋼材や鉛等の金属製の履歴型ダンパーは、金属が塑性化する際のエネルギー吸収能力を利用するものであり、安定した復元力特性と十分な疲労強度が必要である。

    答 ○

 

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