1.メモリーツリー
こんにちはLeeといいいます。
一級建築士、の一級(建築・土木・電気・管工事)施工管理技士他取得しています。
1回で取得できたものもありますが、何度か受験して取得しました。
過去問を中心勉強をしましたが、いつもいかに忘れないようにするか自問自答していました。
そして、"メモリーツリー"を知り、関連付けが大事であることがわかりました。
今まで使ってきた参考書、過去問でどうして頭に入ってこなかった方は使ってみてください。
ちょっとでも、学習のヒントにしてください。
施工 型枠工事の過去に出題された項目で重要と思われる用語、語句で"メモリーツリー"を作成しましたので活用してください。
メモリーツリー;施工 型枠工事
☞こちらをクリックしてください。拡大、ダウンロードができます。施工7型枠工事R5
2.一問一答 正誤問題 🙆♂️✖️やってみよう
☞こちらをクリックしてください!一問一答 正誤問題 施工7型枠工事
※A4にコピーして利用してください。
施工 型枠工事 25問あります。(解説付き)
3.傾向と対策
ポイント
1.毎年必ず1問出題されています。業務で施工管理に携わっていてもすぐには答えられない数字まで出題されていますが、業務上で重要な事項なので
しっかり覚えましょう![せき板の取り外し時期、型枠支保工の荷重の設定(水平荷重、積載荷重、固定荷重)など]
〇〇の構造計算において・・・で毎年出題されています。”不適当なもの”に10回連続当てはまりません。
型枠・・・水平荷重の設問が多いです→地震力は検討不要でOK
①コンクリート施工時の水平荷重;鉛直方向の荷重に対する割合で定めることとし、地震力については検討しなかった。[R4、H30]ーーー🙆
②コンクリート施工時の水平荷重;通常考慮する 必要のない地震による荷重を除き、風圧、コンクリート打込み時の偏心荷重、機械 類の始動・停止・走行等による荷重を考慮した。[H26]ーーー🙆♂️
③コンクリートの打込み速さ;10 m/h以下、コンクリートの打込み高さを 1.5 m以下として計画したので、柱の側圧と壁の側圧とを同じ値とした。[H29]ーーー🙆♀️
④型枠組立て後に台風等で強風にさらされるおそれがあったので、壁型枠の傾きや倒れの防止の検討については、風圧力に対しても行った。[H25]ーーー🙆♂️
型枠支保工・・・衝撃荷重、積載荷重→それぞれ1.5kN/m2
①ポンプ工法による打込み時の積載荷重;打込み時の作業荷重とそれに伴う衝撃荷重を合わせたものとし、その値を 1.5 kN/m2とした。[R3]ーーー🙆
②通常のポンプ工法による場合;打込み時の 積載荷重として、1.5kN/m2を採用することを確認した。[H29]ーーー🙆♀️
③水平荷重;支柱に鋼管枠を使用するに当たり、支保工の上端に設計荷重(鉛直荷重)の 2.5 に相当する値が作用することとした。[R元]ーーー🙆♂️
④固定荷重;鉄筋を含んだ普通コンクリート の荷重(24kN/m3×部材厚さ (m))に在来工法の型枠の重量 0.4kN/m2を加えた値を用いた。[H27]ーーー🙆♂️
柱型枠・・・打込み速さと打込み高さの関係と側圧
①コンクリートの打込み速さが 20m/hを超え、打込み高さを 3.6mとして予定していた;側圧は、「フレッシュコンクリートのヘッド(側圧を求める位置から上のコンクリートの打込み高さ)」と「フレッシュ コンクリートの単位容積質量に重力加速度を乗じたもの」とを乗じた値とした。[H28]ーーー🙆
計画供用期間の級が「標準」・・・から始る問題は要注意!10年間で6回このパターンがあり3回不適当なものです。
ポイント;型枠の存置期間
基礎・梁側・柱・壁(N /㎟)
短期・標準・・・5以上
長期・超長期・高強度・・・10以上
せき板の取り外し後、湿潤養生をしない場合は、10N /㎟(短期・標準)、 15N /㎟(長期・超長期・高強度)以上に達するまで、せき板を存置するものとする。
①計画供用期間の級が「標準」の建築物において、せき板の取外し後に湿潤養生を行わない柱、梁側及び壁については、コンクリートの圧縮強度が 5 N/mm2に達したことを確認したので、湿潤養生期間の終了前にせき板を取り外した。[R4]ーーーNG❌
②計画供用期間の級が「標準」の建築物において、柱及び壁のせき板の存置期間をコンクリートの材齢により決定するとした施工計画において、存置期間中の平均気温が 10 ℃以上 15 ℃未満と予想されたので、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートについては、せき板の存置期間を 6 日とした。[R3]ーーー🙆♀️コンクリート材齢で管理する時は6日(JASS5)
③計画供用期間の級が「標準」の建築物において、せき板の取外し後に湿潤養生をしない計画となっていたので、構造体コンクリートの圧縮強度が 10 N/mm2以上に達するまで、せき板を存置した。[R元]ーーー🙆
④せき板の取外し後に湿潤養生をしない計画の基礎のせき板の存置期間は、計画供用期間の級が「標準」であったので、構造体コンクリートの圧縮強度が5N/mm2以上に達するまでとした。[H28]ーーー❌
⑤計画供用期間の級が「標準」の建築物において、ポルトランドセメントを使用し たコンクリートの湿潤養生を透水性の小さいせき板による被覆で行う計画としたの で、コンクリート部分の厚さが 20cmの壁のせき板については、5日間存置した。[H27]ーーー🙆♂️
⑥計画供用期間の級が「標準」の建築物において、部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした。[H26]ーーー❌構造体コンクリートの強度推定のための供試体の養生方法;現場水中養生または現場封かん養生とする。
※本試験では、問題をよく読み設問に合うように解答して下さい。問題と不適当なものの関係はあくまで傾向です。
近年の出題から
令和4年
〔No. 9 〕 型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.目違いや不陸等の極めて少ないコンクリート打放し仕上げに用いるせき板については、特記がなかったので、JASのコンクリート型枠用合板による表面加工品で、厚さが 12 mmのものが使用されていることを確認した。
答 ○
2.型枠支保工に用いる鋼材の許容曲げ応力及び許容圧縮応力の値については、当該鋼材の「降伏強さの値」又は「引張強さの値の 3/4の値」のうち、いずれか小さい値の 2/3の値以下とした。
答 ○
3.型枠の構造計算におけるコンクリート施工時の水平荷重については、鉛直方向の荷重に対する 割合で定めることとし、地震力については検討しなかった。
答 ○
4.計画供用期間の級が「標準」の建築物において、せき板の取外し後に湿潤養生を行わない柱、梁側及び壁については、コンクリートの圧縮強度が 5 N/mm2に達したことを確認したので、湿潤養生期間の終了前にせき板を取り外した。
答 ❌
令和3年
No. 9 型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 型枠支保工の構造計算において、通常のポンプ工法による打込み時の積載荷重については、打込み時の作業荷重とそれに伴う衝撃荷重を合わせたものとし、その値を 1.5 kN/m2とした。
答 ○
2 壁型枠に設ける配管用のスリーブのうち、開口補強が不要であり、かつ、当該スリーブの径が200 mm以下の部分については、特記がなかったので、紙チューブとした。
答 ○
3 コンクリートの材齢 28 日以前に梁下の支保工の取り外しの可否を判断するに当たって、標準養生した供試体の圧縮強度が設計基準強度以上であることを確認した。
答 ×
4 計画供用期間の級が「標準」の柱及び壁のせき板の存置期間をコンクリートの材齢により決定するとした施工計画において、存置期間中の平均気温が 10 ℃以上 15 ℃未満と予想されたので、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートについては、せき板の存置期間を 6 日とした
答 ○
ドラゴン桜 格言
基礎勉強の反復で集中力を養え‼︎
計算などの基礎勉強は、同じ問題を早く解こうと
繰り返すことで、集中力と忍耐力がつく!
ドラゴン桜 14巻 前回までの・・・